整理と記録

文系でも理系でもない中途半端な脳みその持ち主が書く、身も蓋もない話

V6の解散と私の青春(とオタク)の終わり

3/12の16:00、V6からの解散報告がFCサイトに公開された。

この発表から1ヶ月(体感はまだ2週間ぐらい)経った今、V6の過去映像を見ながら辿り着いた自分なりのけじめをV6との思い出と一緒にまとめて残しておきたい。

 

 

 

V6の沼に落ちたきっかけは、友だちと観たREADY?のコンサートDVDだった。

 

 

当時高校1年生で、ジャニーズのある2グループを掛け持ちした私だが、1つのグループはシンプルに冷め期、もう1つのグループは先にどんどん進んでいく彼らに気持ちが追いつけず、それに慣れない高校生活が加わり、小・中学校時代の心の支えだった2グループを追えなくなっていた。

 

そんな時に、ネットニュースで伊藤家の食卓24時間テレビで復活すると知った。

幼稚園の頃大好きだった伊藤家の食卓が復活するのであれば見なければ!!と思い、まずは24時間テレビのパーソナリティを調べた。*1

この年のメインパーソナリティはV6とHey!Say!JUMP。

Hey!Say!JUMPは一回だけ沼に落ちかけたので、メンバーの名前やシングル曲はある程度知っていた。

それならば、あまり知らないV6*2の方を色々調べてみよう!と思い、みんなお世話になっているWikipediaでV6を調べてみると、なんとビックリ。

伊藤家の食卓同様、幼稚園の頃よく見ていた学校へ行こう!に出てた人たちではないか。

学校へ行こうみのもんたのイメージがあったのと、あの番組アイドルがしていたのかという二重の衝撃。顔のいい芸人さんが週替わりで出てると思ってた。

そこから、過去映像を漁る日々が始まった。

その途中で見つけたのが、知らない人はいないであろう伝説の修学旅行。

あれを見たとき、

"この先どんな辛くて、悲しいことがあっても、この動画見たら笑顔になるし、生きていける気がする"

と思う程この動画のインパクトは大きかったし、救われた。

 

そこから、昔の映像だけでは物足りなくなり、V6のアルバムを借りに行った。

どのアーティストに関しても最初はベストアルバムを借りるので、1番最新のベストアルバムSUPER Very best(通常盤)を借りた。

シークレットトラックを抜かすと全45曲*3

 

とりあえず、1番最初から聴き始めると、ある曲で涙が止まらなくなった。

最初のイントロから胸を締め付けられるような初めての感覚に襲われ、これはやばいと思ったら最初のフレーズが、

 

あふれるほどの情熱を 胸に抱きしめて 歩き始めよう

 

泣くしかない。

勉強や部活、人間関係色々ある中で、その当時の自分に刺さりすぎる歌詞に、部屋で号泣した。

皆さんもうお分かりだと思いますが、ある曲というのは"over"

www.youtube.com

 

こんな神曲誰が作ったんだ!と思って調べると、

作詞:20th Century

なにこれ。もう既にエモい。

それに加え、

カミセン3人の主演ドラマの主題歌

もはや二次元の話なのでは?

トニセンがカミセンのために作ったと知った時にはもう頭抱えた。

 ある程度トニセンとカミセンの関係性を知っていた状態だったので、さらにこの曲が好きになり、登下校中も課題中も寝る前もずっと聴いていた。

 

その後1か月ぐらいかけてシングル曲を覚え、次はV6のライブが見たい!となり、同じ学校の唯一のV6ファンの同級生にREADY?のコンサート*4を見せてほしいと頼み、一緒に観賞した。

 

READY?を観て一番最初に思ったことは、

この人たち、ただものじゃない

 

 多分この先、これほど衝撃を受けるライブは出てこないと確信してしまうほどREADY?は自分のツボを全部ついてくるライブで、観賞後の興奮と衝撃と心地いい疲労感は今でも忘れない。

 好きだった2グループは、生で本人たちを見たいが先行理由で、ライブの演出構成への凄さにはあまり関心がなかった。

でも、READY?を観て、本人たちを生で見たいけど、それよりも”V6のライブ”を生で感じたい!と、会う目的ではなくライブを感じるために行きたいと初めて思った。

ライブでの自分たちの活かし方、演出構成、全てが完璧で、そして照明が綺麗。

もう全てが好みすぎて、今でもこのライブが自分の中で不動の1位だ*5

 

こうして、約2か月でV6の沼にずぶずぶと落ちていった。

 

V6ファンになり、高校三年間をV6に費やした。学校でこそこそとラブセンやったり、過去のシングルやDVD買ったり、最新の作品が出れば学校帰りにTSUTAYAに寄ったり。

1年生の時にはラジオでお便りを読んでもらった。

2年生の時にはトニセンの舞台を観に行った。

3年生の時にはワンズコンに参戦した。

受験期にはCatch!やハニビ聴いてテンション上げた。

高校生活はV6と共にあったと言っても過言ではない。

つまり、V6=青春なのだ。

 

 

 

大学生になってもずっとV6が好きだった。

映画やドラマに出れば観たし、アメージパングの放送している地域に引っ越したので*6、毎週見ていたし、舞台は一回も当たることなかったが、TTT2だけは当日券をゲットし観に行った。

このように高校生の青春の続きかのように、大学生になっても青春していた。

 

そして、大学2年生の時にはV6以外にも新しい推し*7ができた。

MちゃんやMちゃんを応援している人たちを見て、漠然とこのままアイドルのオタクをしていていいのだろかと思うようになったのが、大学2年生の12月。

いつかは区切りをつけないといけないと思い、同い年のMちゃんが卒業すると同時にオタクを卒業しようと決めたのが、大学3年生の4月。

 

 オタクを卒業することを決めても、特に変わらなかった。

コロナで色々変則的にはなったが、配信ライブがあれば買い、新曲が出れば買い、舞台があれば応募をし、何も変わらず楽しいんでいた。

 

そんな時に来たのがV6からの大切なお知らせメール。

メールが来たときに、このメールの文面はいいことないぞと思っていたが、案の定いいことではなかった。

 解散の知らせを受けて、1週間は何も見る気が起きず、V6の作品もMちゃんの出演してる番組すらも見れなかった。

さすがにこのままではやばいと思って久しぶりにYoutubeを開いたら、まさかの一番上に高校時代に救ってくれた伝説の修学旅行の映像が。

あの動画、死ぬほど見て、展開もセリフも行動も全部暗記してるのに、なんでいつ見てもおなか痛くなるぐらい笑えるんですかね。

V6見るのつらいって数分前まで思ってたのに、この動画見たらV6愛おしすぎってなって、またあの動画に救われた。

 

それからちゃんと解散という言葉と向き合って、残りの期間精一杯楽しもうと自分の中で落ち着いた。

そして、解散と同時に青春が終わるんだなとぼんやりと思った。

さらに、大学4年生でもう卒業というタイミングと青春が終わるタイミングがこんなに綺麗に重なる!?って思うぐらいにタイミング良すぎて、Mちゃんの卒業と同時にオタクを卒業するつもりが、いつの間にか自分の中で11/1でオタクを卒業になっていった。

 このような過程から、V6の解散と同時に青春とオタクの日々に終わりを告げる(予定)という結論に至った。

 

 

小・中学校時代から大学の最後まで好きな人を全力で応援できたこの期間最高に楽しかった。好きになった人全員に感謝の気持ちでいっぱいだ。

そして、好きな人を全力で応援してきた約12年に幕を閉じる。

と言っても、トニセンのイベントがあれば行くし、舞台も面白そうだったら行くだろし、映画やドラマも面白そうだったら見ると思う。

Mちゃんのイベントも弟がライブ当てたらついて行くぐらいかな。

何の違いかと言われれば、熱量だろう。

何が何でも行く!!だったものを、自分が惹かれるものは行くぐらいな一般の人と同じぐらいの視線*8に変えて、これからも応援していくつもりだ。

 

 

 

 

 

V6~~~~~~!!!!!!

青春をありがとう!!!!!!

大好きだっっっっっっ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 P.S.事務所さん早く6人の姿を見せておくれ。

 

 

 

 

 

*1:この時、健くんが伊藤家の食卓に出ていたことを知らない。

*2:トニセンとカミセンの区別はついてないし、井ノ原くんと岡田くんの名前は知ってる程度の知識。今思うと本当にひどい。土下座したい。

*3:これも本当に申し訳ないが、デビュー曲、テイクミー、愛なんだ、WA、ビリスマ、バリバリBUDDY!しか知らなかった。本当に土下座したい。

*4:比較的シングル曲が多かったためREADY?にした。

*5:生まれたばかりの鳥が初めて見たものを親と思う感じに似ているのかもしてない。

*6:その代わりOne Dishが見れなくなり、ネクジェネも聞けなくなった

*7:Mちゃん 女の子です。

*8:これちゃんと普通の感覚ですよね?